心筋梗塞治療の費用は自己負担額20万円以下でおさまります。
心筋梗塞の治療を受ける際、
治療の費用がいくらかかるのでしょうか?
心筋梗塞を治療する際に使用する医療機器はとても高額で
安いもので数万円、高いものだと1つで数十万円します。
これらの高額な医療機器を使用して治療するため、手術を受けるだけでもかなりの金額になり
加えて入院費用も必要なため1回の治療でカテーテル治療なら200万円前後、
バイパス手術なら300万円前後になることも珍しくありません。
しかし、これらの費用すべてが保険適用となるため、実際に支払う金額は自己負担割合に応じた金額となります。
さらに、高額療養費制度を利用することができるため、自己負担限度額を超えた分については後から払い戻されます。
これらの制度を活用することで、
最終的に負担する自己負担額は、患者さんの所得に応じて35400円〜180000円の範囲におさまります。
(ただし、差額別途代や食事療養費、生活療養費は対象となりません。)
さらに、年間10万円以上の医療費を支払った場合、
確定申告の際に医療費控除の申請をすることで一定の金額を所得控除することも可能です。
実際に自分がいくらの自己負担額を支払わなければならないかは
加入している健康保険組合に直接問い合わせるか
病院に設置されている医療相談室に相談すると親切に教えてくれます。