心筋梗塞 入院期間

心筋梗塞の入院期間の目安はどれくらい?

心筋梗塞の治療を受けるには入院する必要があります。

 

 

その入院期間はカテーテル治療を受けるか、バイパス手術を受けるかで大きく変わってきます。

 

 

カテーテル治療の場合、通常で3〜4日の入院期間になります。

急性期ではない通常の心筋梗塞の入院期間は3〜4日が一般的です。
バイパス手術と比べるとカテーテル治療は患者さんへの負担が少ないため
このような短期間の入院期間で治療を受けることができます。
また、最近では日帰りカテーテル治療といって
入院を一切せずに日帰りでカテーテル治療を行う病院も増えてきました。

 

 

急性心筋梗塞の場合は、もう少し長い期間入院する必要があります。
だいたい平均で10〜20日ほど入院するのが一般的です。
これは、治療後の合併症の有無や容態の急変にいち早く対応できるよう
長期間にわたって患者さんの状態を管理する必要があるからです。

 

 

 

バイパス手術の場合、術後2〜3週間程度の入院期間が必要です。

バイパス手術の場合、カテーテル治療よりも長い期間入院する必要があります。
これは術後の合併症の管理や、
開胸部分の傷口が安定するのに時間がかかるためです。

 

術後、特に問題がなければ早い病院で10日〜2週間程度。
普通の病院で2〜3週間程度の入院期間で退院できます。