高血圧の人は心筋梗塞になりやすい
高血圧とは、血液が血管内を流れるときに、血管に高い圧力がかかる状態のことです。
高血圧は心筋梗塞の危険因子の1つで
血圧が高くなると血管が傷つきやすい状態になります。
そのため動脈硬化が進行し心筋梗塞を引き起こしやすくなるのです。
また、心筋梗塞ののリスクのひとつに喫煙が挙げられています。
喫煙が心筋梗塞のリスクを高める原因の一つとして、
喫煙により血管が収縮し一時的に血圧が高くなる(高血圧状態)になることが言われています。
さらに、ストレスも血圧を高める原因の一つです。
人はストレスを感じると交感神経が興奮して血圧が上昇します。
高血圧は生活習慣によってある程度下げる努力をすることができます。
塩分を控える(1日6グラム未満)
野菜や魚を食べる
有酸素運動をする
肥満を解消する
お酒の量を控える
タバコをやめる
ストレスをためない
といった努力をすることである程度の効果を期待できます。
高血圧は自覚症状がないため、軽視されやすいです。
しかし、高血圧は心筋梗塞だけでなく脳梗塞や脳出血といった
動脈硬化に起因するさまざまな病気を引き起こす危険因子ですので
生活習慣を見直し下げる努力をしていきましょう。