さあ、今日もエクササイズの時間だ。
今日のエクササイズは、PCI(経皮的冠動脈形成術)だぞ!
PCIは心カテ室での3大手技(PCI・アブレーション・ペースメーカ)のうちの一つだ!
このエクササイズを通してPCIとは何なのかをしっかりと理解するんだ!
これが、PCIを理解するエクササイズの全貌だ!↓
略語 | 英名 | 和名 |
PCI | Percutaneous Coronary Intervention | 経皮的冠動脈形成術 |
PCIの別名
・PTCA(Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty)
PCIについて整理していくぞ!
PCIという言葉について
PCIとは経皮的冠動脈形成術のことで、
カテーテルを使った冠動脈治療の総称(バルーン拡張、ロータブレーター、ステントの植え込みを含む)を指すぞ!
別名でPTCAと言われたりもするから、合わせて覚えておこう。
PCIとは
ざっくり言うと、
PCIとはバルーンやステントで狭窄病変を広げる虚血性心疾患治療法だ!
わかやすい動画を使って解説するぞ! ↓↓
隊長によるナレーション和訳
PCIは狭窄病変を広げる治療方法だ!
カテーテルと呼ばれるチューブを動脈に通して狭窄病変を治療していくぞ!
①まず、やわらかい金属ワイヤーをカテーテルに通し、
冠動脈内に進入させ、狭窄病変を通過させるぞ!
②次に、バルーンの付いた小さいカテーテルを
金属ワイヤーに沿わせて進めて、狭窄病変まで運ぶぞ!
③狭窄病変までたどり着いたら、
先端のバルーンを拡張して、病変を血管ごと広げるぞ!
こうして、心臓への十分な血流量を確保していくんだ!
最後に、カテーテルと金属ワイヤーを同時に引き抜いて終了だ。
だいたい70~80%のPCIでは、
ステントと呼ばれるメッシュ状の金属を留置するぞ!
ステントはPCI後の再狭窄を予防するぞ!
また、ステントは留置後、病変に残り続けて
最終的に内皮に覆われるんだ!
**************和訳ここまで****************
実際の臨床の現場では、
PCIをX線透視下で行っていく。
だから、こんな感じにの画像をモニタ越しに見ながら
手技を行っていくぞ!↓↓