さあ、今日も心カテ用語を解説していくぞ!
今日解説するのはペースメーカのセーフティマージンだ。
セーフティマージンとは、
心臓の閾値の実測値とペースメーカ本体で設定してあるペーシング閾値との差のことだ。
セーフティマージンが十分確保されていないと、ペーシング不全になる可能性がある。
逆に、セーフティマージンを取りすぎて本体のペーシング閾値を高く設定しすぎると、ツイッチングやクロストークの原因となる。
ペースメーカのプログラマは最適なセーフティマージンの値を自動計算して、最適値でない場合はアラームで警告してくれる。
特別な事情がない限りはプログラマの指定通りのセーフティマージンをとっておけば不具合は出ないぞ!