ペースメーカのDDDモードを使いこなそう

さあ、今日も心カテ用語を解説していくぞ!

今日解説するのはペースメーカで使われるDDDモードだ。

 

DDDモードとは、ペースメーカの作動様式の1つだ。

設定したペーシングレート以上で自己脈が出た場合、自己脈を優先し自己脈がそれを下回った場合、ペーシングを入れていくぞ!

 

ポイントとしては心房、心室それぞれ独立してモニターしていることだ。

つまり、心房の収縮周期が設定したペーシングレートを下回った場合、心房ペーシングが入る。

同様に、心室の収縮周期が設定したペーシングレートを下回った場合、心室ペーシングが入る。

 

心房も心室も、設定したペーシングレートを下回った場合にのみペーシングが入り、自己脈がそれより速いレートで出ていればペーシングは入らないぞ!

 

DDDの作動様式のイメージをしっかり押させておこう。

 

 

DDDの適応と設定のポイント

DDDはペースメーカのモードの中で最もよく使われる作動様式だ。

房室ブロックの患者さんに対しても洞不全症候群の患者さんに適応される使われる。

 

設定時のポイントは、洞不全症候群の患者さんに対してDDDを使うとき、AV-delayを最適な値に調整する事だ。

(参照:AV-delayを使いこなそう

 

洞不全症候群の患者さんの場合、心房ペーシングが入りさえすれば自動的に心室が収縮していくはずだ。

しかし、房室結節の機能が弱っていてAV伝導がペースメーカの初期設定値よりも遅い患者さんの場合、心室ペーシングが有為に入って自然な心臓の動きを妨げる事があるんだ。

そうした患者さんに対してAV-delayを最適に調整する事で自己脈を優先して、心臓の動きをより生理的な動きに近づける事ができるぞ!



スポンサードリンク


カテ室で働く看護師の皆様へ
心カテブートキャンプからのお知らせ

2016年9月6日、心カテブートキャンプより心カテ看護に特化した新教材

「心カテ看護 虎の巻 〜心臓カテーテル検査/PCI編〜」

がリリースされました。

<心カテ看護虎の巻の詳細はこちら>


【心カテ隊のご案内】
カテ室に配属されたばかりの新人スタッフさんへ!
私たちと一緒に心カテを勉強しませんか?

心カテの勉強って一人でやろうとするとすごく大変!

そこで当サイトが運営する心カテ隊では、新人スタッフさん向けの無料学習プログラムを提供しています。

そこでは、入隊者全員にメルマガエクササイズというものを配信。
まず、心臓の解剖や疾患、心電図の見方といった基本的なところをおさらいし、その後、検査, PCI, アブレーション, ペースメーカ/ICD/CRTを一緒に勉強しています。
1回のエクササイズは5分程度で終わるように心がけているので、空いた隙間時間を有効活用して、コツコツ勉強を進めていきましょう。

さらに、隊員専用ページにてエクササイズシートというものを配布。
これは難しいカテ知識を、わかりやすくクイズ形式で覚えるためのツールです。

目標はエース級のカテ室スタッフ。
具体的には、周囲の状況から次の展開を先読みしコメディカルでありながら手技をリードできるレベルを目指しています。

現在、心カテ隊では全国3000人以上の新人スタッフさんが勉強しています。
あなたも一緒にいかがですか?

氏名  *
姓:

名:
メールアドレス  *
確認用メールアドレス  *

【重要】入隊後、メールが届かない方へ。
docomo, ezweb, softbankなどの携帯用メールアドレスで登録された方へのメール不達が頻発しています。入隊後にメールが届かない方はYahoo!メールもしくはGmailなどのパソコン用メールアドレスで再度ご登録ください。
*それでもメールが届かない場合は、こちらからお問い合わせください。

このページの先頭へ