疾患のエクササイズ

心カテ室で治療する心疾患を覚えるエクササイズだ!

さあ、今日もエクササイズの時間だ。

今日のエクササイズは心カテ室で治療する心疾患だぞ!

心カテ室ではすべての循環器疾患を治療するわけではない。

実際、心臓カテーテル治療の適用となった疾患しか扱わないんだ!

 

だから、心カテ室で治療される重要疾患だけを徹底的にエクササイズするぞ!

 

 

 

これが、心カテ室で扱う心疾患を覚えるエクササイズの全貌だ!↓

虚血性心疾患 不整脈

 

心疾患の名前を覚えるときは、

必ずこのマインドマップを意識して覚えるんだ!

でないと、詳しく不整脈を覚える際にとんでもなく混乱するぞ!

 

心カテ室で治療する心疾患は

大きく分けると2つしかない。

「虚血性心疾患」と「不整脈」

この2つだ!!

 

 

えっ?たった2つなの?・・・

 

 

 

そうだ、たった2つだ!

その代わり、和名・略語・英名の3つすべてをセットで覚えるんだ。

心カテ室では3つの呼び方が乱れ飛ぶからな!

 

厳しいようだが、

オペの最中に「MIって何ですか?」なんて先輩に聞いたら

即刻、戦力外通告をくらうぞっ!

 

 

虚血性心疾患と不整脈

虚血性心疾患とは、冠動脈の血行不良が原因で起こる疾患だ!

対して、不整脈とは規則正しい脈が打てなくなる疾患だ!

『血行不良』と『規則正しい脈が打てない』というのがキーワードだぞっ!

 

虚血性心疾患には、狭心症と心筋梗塞の2種類ある。

狭心症は、血行不良により心筋が酸欠状態になっている病態だ!

心筋梗塞は、血行不良により心筋が壊死した病態だ!

『酸欠状態』と『壊死』がキーワードだぞ!

 

不整脈には、頻脈と徐脈の2種類ある。

頻脈は脈が通常より速くなる病態で、

具体的には心拍数 100回/分より多いことを指す。

徐脈は脈が通常より遅くなる病態で

具体的には心拍数 50回/分より少ないことを指す。

『100回/分より多い』と『50回/分より少ない』がキーワードだ!

 

以上を踏まえて表にまとめておいたぞ!

疾患名 病態
虚血性心疾患 冠動脈が血行不良を起こしている
狭心症 血行不良により心筋が酸欠状態
心筋梗塞 血行不良により心筋が壊死
不整脈 規則正しい脈が打てない
頻脈 脈が通常より速い。(心拍数 >100回/分)
徐脈 脈が通常より遅い。(心拍数 <50回/分)

 

 

 

心疾患のエクササイズを始めるぞ!

 

心疾患エクササイズ① マインドマップを完成させるんだ!

早速、心カテ隊員専用ページから、

『心カテ室で扱う心疾患を覚えるエクササイズシート』をダウンロードし印刷しよう。

まだ心カテ隊に入隊していない人は、今すぐ入隊してエクササイズシートを入手しよう。

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エクササイズシート用 心カテ室で扱う疾患の名前

エクササイズシートの3ページ目に

空白のマインドマップが用意されている。

これは穴埋め用だから、

上のマインドマップを参考にしながら

空白を埋めてマインドマップを完成させよう!

 

実際に書いてみることで、疾患の枠組みが理解できるぞっ!

 

心疾患エクササイズ② 虫食いの表を完成させるんだ!

心疾患 表

エクササイズシートの3ページ目の下に

虫食い状態の表が用意されている。

この表を埋めることで、

各疾患の特徴となるキーワードを効率よく覚えられるぞ!

上の表を参考にしながら、表を完成させるんだ!!

 

 

よーし、その調子だ。いい感じだぞ!

これらの疾患は、心カテ室では基本中の基本だ。

自分の中で常識になるまで何度も反復練習するんだ。

 

 

参考になる書籍

病気がみえる vol.2―Medical Disease:An Illustrated Reference