ステントとは、メッシュ状の金属のチューブのことで
血管内に留置し、血管を拡張するために使用されます。
ステントは大きく分けて
・ベアメタルステント(BMS)
・薬剤溶出ステント(DES)
の2種類あり、患者さんの状態によってこの2種類を使い分けていきます。
一般的に、太い血管に対してはベアメタルステントを使用し、
細い血管に対しては薬剤溶出ステントを使用します。
どちらも、留置後は抗血小板薬を服用しなければなりませんが、
ベアメタルステントの場合、留置後半年程度の服用で大丈夫なのに対し
薬剤溶出ステントの場合は、留置後、長期にわたり服用し続けなければなりません。