バルーンカテーテルとは、
カテーテルの先端に風船(バルーン)が装着された特殊なカテーテルのことで
主に狭窄した血管を押し広げるために使用されます。
経皮的冠動脈形成術(PCI)では、ステント留置前に狭窄血管を押し広げ、ステントを通過しやすくするために使用されたり、
ステント留置後にステントを血管壁に圧着させるために使用されます。
バルーンカテーテルには大きく分けて
・セミコンプライアントバルーン
・ハイプレッシャーバルーン
・カッティングバルーン
の3つの種類があり、
セミコンプライアントバルーンは、ステント留置前の血管拡張。
ハイプレッシャーバルーンはステント留置後のステント圧着。
カッティングバルーンは高度石灰化病変の拡張に使用されることが多いです。