冠動脈穿孔(パーフォレーション)とは、
手技中、何らかの原因で冠動脈に穴を開けてしまうことで
PCIの合併症の一つだ!
冠動脈穿孔(パーフォレーション)は、
CTO病変用のガイドワイヤーを使っているときに
誤って冠動脈を貫通することで起こることが多い。
しかし、それ以外にも
バルーンの急拡張により冠動脈に過剰な負荷をかけたり、
偏心性石灰化病変のような偏りが生じやすい病変を拡張したり
ローターブレーダーで冠動脈を傷つけることでも
冠動脈穿孔(パーフォレーション)を起こすぞ!
手技中に患者さんが
心電図変化を伴わない胸痛を訴えたら
冠動脈穿孔(パーフォレーション)が疑われる。
その際は直ちにバルーンで止血していくぞ!