さあ、今日もエクササイズの時間だ。
今日のエクササイズは、1度房室ブロックの心電図波形だぞ!
心カテ室において、1度房室ブロックは、何かの手技が適用されるわけではないが教養として押さえておきたい疾患だ。
このエクササイズでしっかり理解するんだ!
これが、1度房室ブロックの心電図波形を覚えるエクササイズの全貌だ!
1度房室ブロックの心電図波形 |
~特徴~ ①PQ間隔が200ms以上 |
1度房室ブロックの心電図波形について整理していくぞ!
まず、1度房室ブロックという疾患について確認しよう。
1度房室ブロックとは、
心房・心室間の伝導不良。障害部位は主に房室結節。
事を言うぞ!
1度房室ブロックの心電図波形には1つ特徴がある。
①PQ間隔が200ms以上
以上だ!!
1度房室ブロックでは、
何らかの原因で房室結節に伝導不良が生じている。
そのためPQ間隔が200ms以上に延長してしまうんだ。
正常なPQ間隔は、200ms以下であるため200ms以上というPQ間隔は異常であると診断される。
しかし、1度房室ブロックではQRS波が脱落することがないため、多くの場合ペースメーカは適応されないぞ!
教養として、軽く押さえておこう!
心電図の読み方:1度房室ブロックのエクササイズを始めるぞ!
房室ブロックエクササイズ① 空欄を埋めて表を完成させるんだ!
早速、心カテ隊員専用ページから、
『心電図の読み方:房室ブロックの波形を覚えるエクササイズシート』をダウンロードし印刷しよう。
まだ心カテ隊に入隊していない人は、今すぐ入隊してエクササイズシートを入手しよう。
エクササイズシートの3~4ページ目に、
房室ブロックの心電図波形をまとめた表が用意されている。
これは穴埋め用で、
大きい空欄には手書きで波形を書き、
下の『~特徴~』の欄は空欄を穴埋めして房室ブロックの波形の特徴を理解しよう!