心筋梗塞 前兆 症状

胸の締めつけ感や胸の痛みは心筋梗塞の前兆かもしれません

心筋梗塞を経験した患者さんの多くは発作前に胸の締めつけ間や胸の痛みといった違和感を経験しています。
以下が心臓病の大きな発作が起きる前に起こりやすい典型的な6つの初期症状です。

 

 

激しい胸痛
動悸、脈拍の異常
息切れ、呼吸困難
むくみ
めまい
一時的な失神

 

 

それ以外にも吐き気や息苦しさ、肩や背中に痛みが出ることがあります。
これらの痛みは最初は我慢できる程度の軽いものfであることが多く、
時間が経つにつれ我慢できなレベルになっていき、冷や汗を伴うつらい症状に移行していきます。
(参照:心筋梗塞の症状

 

 

また、心筋梗塞の中には狭心症から移行してくるものもあります。
狭心症から移行する心筋梗塞の場合、前兆として狭心症の症状が出てきます。

 

 

狭心症の症状には、胸痛以外にも放散痛と呼ばれる痛みが出る場合があります。
放散痛とは、背中・首・左肩・左上腕・左の奥歯・のど・あご・みぞおちといった胸とは関係ない様々な部位にでる痛みのことです。
心臓に近い胃にも痛みが出ることがあり、その場合胃を検査しても特に問題がないため見落とされがちです。

 

 

もし、痛みの原因が狭心症であればこれらの症状は15分以内に治まります。
狭心症の症状が1ヶ月に何回も起こったり、痛みの持続時間が長くなってきたら要注意で心筋梗塞の前兆かもしれません。

 

 

心筋梗塞と狭心症の違いは痛みの持続時間です。
心筋梗塞の場合、胸の痛みが20分以上長時間にわたり持続するのに対し、
狭心症の痛みは15分以内で治まります。

 

 

胸の痛みが20分以上続くようなら、心筋梗塞の可能性が疑われます。
できるだけ早く救急車を呼び専門の医師の診察を受けましょう。
(参照:急性心筋梗塞の早期治療の有用性心筋梗塞は何科を受診すればいいの?


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