心電図の読み方のエクササイズ

心電図の読み方:持続性洞徐脈(SSSⅠ型)の心電図を覚えるエクササイズだ!

さあ、今日もエクササイズの時間だ。

今日のエクササイズは、持続性洞徐脈(SSSⅠ型)の心電図波形だぞ!

 

持続性洞徐脈は、洞不全症候群(英名:Sick Sinus Syndrome/ 略語:SSS)の1型に分類される徐脈だ。

 

臨床上、治療する意義はあまりなく

自覚症状が強いなどの特段な事情がない限り経過観察となる疾患だぞ!

 

このエクササイズでしっかり理解するんだ!

 

 

 

これが、持続性洞徐脈の心電図波形を覚えるエクササイズの全貌だ!

 

持続性洞徐脈の心電図波形

 hr
~特徴~
①心拍数が持続的に<50回/分

 

 

 

持続性洞徐脈の心電図波形について整理していくぞ!

まず、持続性洞徐脈という疾患について確認しよう。

 

持続性洞徐脈とは、

何らかの原因で起こる持続性の洞徐脈状態(<50回/分)

のことを言うぞ!

不整脈:徐脈を覚えるエクササイズだ!参照

 

 

持続性洞徐脈の心電図波形には1つ特徴がある。

①心拍数が持続的に<50回/分

以上だ!!

 

持続性洞徐脈では、

何らかの原因で慢性的に心拍数が引く状態が維持されている。

そのため心拍数が持続的に<50回/分になるんだ。

 

この時、運動しても心拍数が上昇しないと、息切れや倦怠の原因になるぞ!

また、通常であれば治療は要しないが、

自覚症状が特に強い場合はペースメーカの適応も検討されうる疾患だ。