冠血流予備量比(FFR)とは、
狭窄病変によって、
どれくらい血流が阻害されているかが分かる指標のことだ!
冠血流予備量比(FFR)の0.6の場合、
狭窄病変があるために、通常得られる最大血流量の
60%しか得られていないと言えるぞ!
狭窄病変の近位部(Pa)と遠位部(Pd)の
冠内圧を測定することで算出される。
『FFR =Pd ÷ Pa』で得られる数値が
冠血流予備量比(FFR)だぞ!
冠血流予備量比(FFR)が0.75以下でPCIの適応となる。
そして、冠血流予備量比(FFR)が0.8以上だと薬物療法の適応となる。
また、冠血流予備量比(FFR)の0.75~0.8の間はグレーゾーンで
病院や担当医師の考え方によって
PCIを適応するか薬物療法を適用するかが異なるぞ!