心カテ用語辞典

高位側壁枝(ハイラテラル)とは

高位側壁枝(ハイラテラル)とは、

LAD#9よりもLMT側

もしくはLCX#12よりLMT側のエリアから伸びてくる枝のうち、

左室側壁を栄養する枝のことを言うぞ!

 

 

カテ室の中で高位側壁枝は

『ハイラテ』、『HL』、『intermediate』と様々な呼び名で呼ばれる。

 

高位側壁枝がある人とない人がおり、冠動脈造影をすると稀に見つかるぞ!

またAHA分類で分類されている血管ではないため

固有の番号が付いていないのが特徴だ。

 

高位側壁枝が明らかにLMT付近から伸びれば

全員一致で「あっ、ハイラテだね」

という感じになるが、

#12もしくは#9でもない微妙な場所から伸びてくる時は

高位側壁枝と呼ぶべきか判断に迷う悩ましい枝となるぞ!

(そんな時はトップの先生の判断に合わせるのがコツだぞ! 笑)