心カテ用語辞典

プラークとは

プラークとは、

血管の内側に溜まる脂質の塊のことを言うぞ!

 

 

プラークは動脈硬化・血管狭窄の原因であるため

カテ室スタッフにとって非常に重要なキーワードだ。

 

プラークが形成・成長されるにはいくつかの段階がある。

まず、①血管の筋肉が繊維化し、繊維性被膜となる。

次に、②繊維性被膜の下に脂質が溜まり、プラークとなる。

そして、③プラークの一部が石灰化したり、ぐじゅぐじゅの脂質の塊となる。

最後に、④繊維性被膜が薄くなり、プラークが破れやすい状態になる。

 

ざっくりと、この4ステップでプラークは形成・成長していくぞ!

 

④の、繊維性被膜が薄くなり、破れやすくなったプラークは

『不安定プラーク』と呼ばれる。

 

万が一『不安定プラーク』が破れると

血栓が湧き出し急性心筋梗塞となるため

臨床上とても重要だぞ!