さあ、今日もエクササイズの時間だ。
今日のエクササイズはヘパリンだぞ!
ヘパリンは心カテで頻繁に使用される薬剤の一つだ。
心カテにおけるヘパリンの役割をしっかりと理解するんだ!
これが、ヘパリンを覚えるエクササイズの全貌だ!↓↓
名称 | 作用 | 使用のタイミング | 使用の目的 |
ヘパリン | 抗凝固作用 | シース留置時 | シース及びカテーテルに血栓が付くのを防止するため |
ヘパリンについて整理していくぞ!
ヘパリンの作用
ヘパリンは抗血液凝固作用を持つ薬剤だ。
アンチトロンビンⅢと複合体を形成し、
凝固因子の働きを阻害することで、
血液凝固を抑制するぞ!
ヘパリンを使用するタイミング
ヘパリンは心カテにはなくてはならない必須薬剤だ。
ヘパリンがないと、
シースやカテーテルに血栓が付いて
まったく手技にならない。
そのため、ヘパリンはシースを留置した直後に
患者さんに投与される。
そして、最初に投与した後も
一定時間毎に患者さんに投与し続けて
ヘパリンの効果を持続させるぞ!
ヘパリンの禁忌と副作用
ヘパリンの禁忌と副作用は以下の通りだ!
■禁忌
・出血
・重篤な肝・腎障害
・中枢神経手術
・外傷後
・ヘパリン起因性血小板減少症の既往歴
■副作用
・ショック
・アナフィラキシー様症状
・出欠
・Plt減少
・血栓症